2013年10月10日木曜日

祝>ヒッグス粒子発見確定によりノーベル賞

◎ヒッグス粒子の提唱者にノーベル賞
 スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2013年のノーベル物理学賞を、万物に質量を与える「ヒッグス粒子」の存在を提唱した英エディンバラ大のピーター・ヒッグス名誉教授(84)とベルギーのブリュッセル自由大のフランソワ・アングレール名誉教授(80)に授与すると発表した。
 ヒッグス氏らは1964年、宇宙のあらゆる所を満たしている素粒子によって他の素粒子の動きが邪魔され、動きにくくなることで質量が生じるとの理論を発表した。この素粒子はヒッグス粒子と呼ばれ、半世紀にわたって探索が続けられてきた。そして、過去にも何度か発見が公表されてきたが、今回はその存在が明確化して、集大成ともいうべきノーベル賞受賞が決定したわけだ。

個人的には、これが重力制御等に繋がるかというと、全然そうではなくて、ただ素人には分からない分野での発展があっただけに思われる。つまり、自然界への理解が一歩前進というわけだ。
過去にも電磁力と弱い相互作用の統一理論の『電弱理論』がノーベル賞を受けたが、放射能にも関係する素粒子の崩壊を起こす『弱い相互作用』が、電磁気を用いて工学的、技術的に起こせるかというと、全然そうではなさそうである。ただ理論的に証明されただけのようだ。
ヒッグス粒子も、現在はそれに似た状況にあるのではないかと思われる。同分野の今後のさらなる研究のご発展を望む次第である。

植木淳一

http://topics.jp.msn.com/life/environment/photo-article.aspx?mediaid=4155499 http://topics.jp.msn.com/flash/article.aspx?articleid=2113800 http://topics.jp.msn.com/life/lifestyle/article.aspx?articleid=2115531

0 件のコメント: