地上は生物であふれています。しかし、どの生命体も単独では生きられません。様々な環境条件を必要とします。動物は必ずエサと酸素を必要としますし、それが最終的には植物に由来する事が知られています。植物は葉緑素を用いて水や空気中の二酸化炭素を使い太陽エネルギーを糖や澱粉に固定します。それを地上の生命体は食べているのです。また、地上の生命体には様々な元素を供給して足場となる硬い地面(地球)が必要であり、空気や太陽もまた必要なのです。さらには、生物の死骸を土にまで分解する様々な小さな生物達や微生物も必要となります。そのように考えると、結局、地上や宇宙にあるもの全てが地上の生命体には必要なのかもしれません。 人間もそれらの全てと本来は関連を持ち、その一部なのです。
2014年8月4日月曜日
☆ 先日、幕張メッセで開催されている『宇宙博』に行きました。
7月27日には、幕張メッセで開催されている『宇宙博』にでかけました。
展示されていたものは、主としてNASAと日本のJAXAからのものでしたが、宇宙に興味のある人達にとってはとても興味ある展示ではなかったかと思います。当日は日曜日だったので沢山の入場者がいましたが、ゆっくりと見て歩くのに、2-3時間あった方が良い分量でしょう。
ところで最近、私はある理由から、あと千年くらいで地上は終わりになるのではないか、という妄想を抱くようになりました。そうなると、その時、私は生きていないですが、千年後の地上人類は、その前に他の太陽系に移住しない限り、困難に陥ります。
つまり、ニホンウナギと同様に、絶滅危惧種が地上人類なのではないか、という事を想像するのです。そうなると、未来の人類にとっても宇宙開発は絶対必要です。少なくとも、少しは続けて技術を磨き続けないとダメです。
過去に、自転車屋のライト兄弟がキティーホークの丘で人類初の動力飛行に成功してから約100年で、ジャンボジェット機の飛行する世の中になりました。ジャンボジェット機は500人乗りですが、比較的快適な環境の中で椅子に座ったまま、東京からロサンゼルスやニューヨークまで行くことができます。それが毎日、世界中の空を飛び回っています。しかし、ライト兄弟以前には、人類が空を飛ぶことは不可能だと言われていました。
だから、今は不可能に思えても、五百年後や七百年後には不可能でなくなる確率が常にあります。だから、今はそうした可能性にかけるしかないわけです。
☆☆☆
人類の未来があと千年くらいで終わるという話には、いくつか根拠がありますが、ここではキリスト教の聖書にある記述からの理由を上げておきます。
それは、イエスが死の前に、自分が死後三日目に復活する、と預言した事です。(各福音書にある)これは通常、三日目にお墓から蘇ったことを意味するとされていますが、弟子たちの手紙の中に『神の目から見た一日は千年のようであり、千年は一日のようである』という言葉を根拠にすると、彼の再臨(復活)は三日(三千年)目の今(およそ西暦2001年〜3000年)であるのです。
○一日目 西暦 1年〜1000年 (イエスの死が西暦30年頃?)
○二日目 西暦1001年〜2000年
○三日目 西暦2001年〜3000年
また、イエスの再臨する日は、『終わりの日』でもあるので、この千年期間ののちに、世界は終わりとなる(?)わけです。
☆一般的な知識とは別に、太陽は最も古い星のひとつである証拠がある(?)
太陽のような恒星は、核融合反応で熱や光を生み出しています。その核融合が続くと、次第に重い元素が溜まってきます。その重い元素の比率を測定すると、太陽は『同じ大きさの星』の中で最古級に属するのだそうです。つまり、太陽はまだ四十億年も輝き続ける中年の星ではなく、末期に近い老年の星なのです。これに関して、カルシウム・スペクトルを用いた、太陽と同じ大きさの星々の年齢の比較グラフを見たことがあります。
☆絶滅する種の数が激増している
これは太陽系の崩壊とは関係ありませんが、こうした傾向がなぜあるのかを考えると、今の地上人類の思考や行動が、やがて絶滅に至らない訳がない、とも思えます。
◎ 種の絶滅速度からの推定。
1975年以前は、1年間に絶滅する種数は1種以下でしたが、
現在は1年間に4万種もの生きものが絶滅していると言われています。
http://www.env.go.jp/nature/yasei/ex-situ/step0.html
現在、地上の名前の付けられた種は約120万種あり、未知の未発見の種を含めると約870万種が地上に存在しているのではないか、という推測がある。
すると、年間4万種の生物が絶滅すると、地上の生物達は、120÷4=30、により、あと30年で知られている全ての種は絶滅し、未発見の種を含めると、870÷4=217.5、から、あと217.5年で地上の生物は全滅することになります。さて、この中に人類が含まれるのはいつの日でしょうか?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110825002
植木淳一
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