2014年8月17日日曜日

★ 終戦記念日に思う

●太平洋戦争・終戦69周年を記念して
8月15日は、太平洋戦争が終結した【終戦記念日】でした。 テレビでは関連した番組の放送をやっていましたし、新聞では関連記事が書かれていました。そこで、私もモノマネで、何か書いてみようと考えました。 私の父は太平洋戦争中に陸軍に徴兵されて、戦地に赴き、東チモール島防衛作戦に参加して、その地で終戦を迎えました。 戦後、父の部隊はこの戦争の記憶を後世に残そうと、生き残りの人達の体験談を集めて文書を作成しました。それが「台湾山砲戦記」です。これは947ページもある大著なのですが、父の所属した部隊の行動の全貌がわかり、歴史的な資料になると思われます。 そこで、このなかで目を引かれた二つの記事をご紹介し、この戦争でなくなられた方々と共に、今は亡き父と戦友達のご冥福を祈りたいと思います。そして、二度とこのような不幸な戦争を起こさないような社会を作り上げたいと願うものです。 この中の記事で「嗚!痛憤のサペ海峡」は、父のお世話になった白沢氏の最後が記録されているらしく、赤ペンで印が付けられていました。父はその記事を読むまで、詳しい事は知らなかったそうです。 また、私の知らない方の記事ですが「戦争と相撲と私」には、戦後、捕虜になった方が、釈放されるまでの間、お得意の相撲や柔道の技を披露して親睦をはかったことが書かれているので、読んでいて微笑ましいものでした。 台湾は当時、日本の領土であり、また大陸や南方への最前線の地でした。この地に、ご皇族の直接指揮する師団があり、各部隊はそこの元に属していました。また「大空のサムライ」を著したゼロ戦のパイロットの坂井三郎氏も、台湾の航空基地からフィリピンに飛び立ったことが書かれています。 上記の記事のPDFへのリンクです。 http://www.ifnet.or.jp/~jun-old1/taiwansanpou.pdf 植木

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